「ヒヤリハット」と「ピカリハット」
元気創造ファクトリ会社イノベイションhttp://www.ennovation.co.jp/の山上裕司です。
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おはようございます!今日は8月1日月曜日です。《VOL.1059》
【ファミリー・ビジネス・朝メル "ピカリハット”】
○ 先週、あるお知り合いの方の会社で行なっている、内部監査に
参加していました。
内部監査に外部の人が参加…
というのも変ですが、要はこういうことでした。
ー 内部の人だけだと、甘くなったり、変に偏ったりする
ー 外部審査だけだけ、深いところまで確認ができない
ということで、
ー 外部の審査経験をもっている人を「内部監査員」として
使い、社内の「内部監査員」と同じチームにすることにより
深く、かつ、真剣な内部監査ができる
という手法でした。結局、私をふくめ、13名の外部からの「内部監査員」
が参加した二日間の、かなり大規模な内部監査…
いろんな発見、学びが、監査する側、受ける側の両方にあったようですが
そこで耳にした、わたしが一番気に入った言葉が今日のネタです。
それが、
”ピカリハット”
…
普通は、
”ヒヤリハット”
です。
もうすこしで、事故になりそうな事態に気が付き、
”ヒヤッとする、ハッとする”
という言葉で、製造の現場のみならず、医療の現場でも、
”ヒヤリハット集”をつくり、お互い気をつける運動を
している会社は多いかもしれませんが、
では、
”ピカリハット”
とは、どういう意味か、というと、
職場において、
”あ、それはいいな”
と感じる、行動、取り組み、
あるいは、お客様からの感謝の言葉を引き出した言葉、行為、取り組み
すなわち
”ピカッと光る”ものを、積極的に取り上げ、お互いに共有しあおう
という運動を
”ピカリハット”
と言っていました。
実に、さりげなく、コミカルであり、しかし、瞬時に理解が
できる言葉かもしれませんね。
ヒヤリハット
も、大切ですが、
それだけでは、リスクや危険を回避するだけで終わってしまう。
なので
より楽しく生産性の高い職場づくりには
ピカリハットの方が、大切なのかもしれません。
そして、内部監査という、時として緊張が走る場面でしたが、
なぜか、その”ピカリハット”の話題の時だけは、とても
やわらかい空気が流れている場面でもあったようです。
【今日の目標】
○ ある研修で、こんなことを教わったことがありました。
模造紙に、大きな円をかきます。
講師は、真円に近い大きな円を描き出しましたが、なぜか、
完全な丸は描かず、一部分だけ、途切れたまま、描き終わりました。
すると、
私もふくめて、参加者の目は、その、”切れている”ところに集中
します。
そこで、講師さんは、”してやったり”
というニヤニヤ顔で、
”どうです、今、みなさんの目は、この切れているところに向いているでしょ”
という、
参加者は、”ウンウン”という
そして、次に放った言葉が
”如何にみなさんが、欠点だけに目を取られているか、という証拠ですね”
でした。
参加者さん全員が
”あ、やられた”
という悔しい顔となりましたが、
その言葉の妥当性、信ぴょう性は別としても、たしかに、理解しやすい
例えだったようです。
如何に、その円が ”まん丸”で、美しい円なのか
というところには目がいかず、
その、わずかに途切れているところに目が向かう私たちは、
やはり、
ぼやぼやしていたら、他の動物に食べられてしまう、弱い生き物
であった、という証拠なのかもしれません。
まずは、危険回避が、私たちの脳の仕組みなようです。
その延長線上として、お互いの欠点が最初に目につくようです。
でも、それでは、良い職場づくりは難しいかもしれません。
そこで、
”切れているところを注視する”
ではなく、
”全体をよく観る”
という視点で、お互いの、見えにくい、でも、良くみると、
ー この人は、こんなことを実はしていたんだ
ー あぁ、これは自分では気がつかないことだ
といった
”ピカリ”に、ハッと気がつくことを積極的に自分たちに促すことを
”ピカリハット”
ということなのかもしれませんね。
今日も一日、ほっておいたら、お互いの欠点しか見えない私たちである、という
ことを今一度振り返り、自分自身を、そして職場をもう一歩進化させるために
相手の欠点に視点を奪われるのではなく、自律的に相手の全体をみて、
そこから相手の”ピカリ”を発見し、お互いにわかちあうことを試みる
一日としましょう。
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というのも変ですが、要はこういうことでした。
ー 内部の人だけだと、甘くなったり、変に偏ったりする
ー 外部審査だけだけ、深いところまで確認ができない
ということで、
ー 外部の審査経験をもっている人を「内部監査員」として
使い、社内の「内部監査員」と同じチームにすることにより
深く、かつ、真剣な内部監査ができる
という手法でした。結局、私をふくめ、13名の外部からの「内部監査員」
が参加した二日間の、かなり大規模な内部監査…
いろんな発見、学びが、監査する側、受ける側の両方にあったようですが
そこで耳にした、わたしが一番気に入った言葉が今日のネタです。
それが、
”ピカリハット”
…
普通は、
”ヒヤリハット”
です。
もうすこしで、事故になりそうな事態に気が付き、
”ヒヤッとする、ハッとする”
という言葉で、製造の現場のみならず、医療の現場でも、
”ヒヤリハット集”をつくり、お互い気をつける運動を
している会社は多いかもしれませんが、
では、
”ピカリハット”
とは、どういう意味か、というと、
職場において、
”あ、それはいいな”
と感じる、行動、取り組み、
あるいは、お客様からの感謝の言葉を引き出した言葉、行為、取り組み
すなわち
”ピカッと光る”ものを、積極的に取り上げ、お互いに共有しあおう
という運動を
”ピカリハット”
と言っていました。
実に、さりげなく、コミカルであり、しかし、瞬時に理解が
できる言葉かもしれませんね。
ヒヤリハット
も、大切ですが、
それだけでは、リスクや危険を回避するだけで終わってしまう。
なので
より楽しく生産性の高い職場づくりには
ピカリハットの方が、大切なのかもしれません。
そして、内部監査という、時として緊張が走る場面でしたが、
なぜか、その”ピカリハット”の話題の時だけは、とても
やわらかい空気が流れている場面でもあったようです。
【今日の目標】
○ ある研修で、こんなことを教わったことがありました。
模造紙に、大きな円をかきます。
講師は、真円に近い大きな円を描き出しましたが、なぜか、
完全な丸は描かず、一部分だけ、途切れたまま、描き終わりました。
すると、
私もふくめて、参加者の目は、その、”切れている”ところに集中
します。
そこで、講師さんは、”してやったり”
というニヤニヤ顔で、
”どうです、今、みなさんの目は、この切れているところに向いているでしょ”
という、
参加者は、”ウンウン”という
そして、次に放った言葉が
”如何にみなさんが、欠点だけに目を取られているか、という証拠ですね”
でした。
参加者さん全員が
”あ、やられた”
という悔しい顔となりましたが、
その言葉の妥当性、信ぴょう性は別としても、たしかに、理解しやすい
例えだったようです。
如何に、その円が ”まん丸”で、美しい円なのか
というところには目がいかず、
その、わずかに途切れているところに目が向かう私たちは、
やはり、
ぼやぼやしていたら、他の動物に食べられてしまう、弱い生き物
であった、という証拠なのかもしれません。
まずは、危険回避が、私たちの脳の仕組みなようです。
その延長線上として、お互いの欠点が最初に目につくようです。
でも、それでは、良い職場づくりは難しいかもしれません。
そこで、
”切れているところを注視する”
ではなく、
”全体をよく観る”
という視点で、お互いの、見えにくい、でも、良くみると、
ー この人は、こんなことを実はしていたんだ
ー あぁ、これは自分では気がつかないことだ
といった
”ピカリ”に、ハッと気がつくことを積極的に自分たちに促すことを
”ピカリハット”
ということなのかもしれませんね。
今日も一日、ほっておいたら、お互いの欠点しか見えない私たちである、という
ことを今一度振り返り、自分自身を、そして職場をもう一歩進化させるために
相手の欠点に視点を奪われるのではなく、自律的に相手の全体をみて、
そこから相手の”ピカリ”を発見し、お互いにわかちあうことを試みる
一日としましょう。
今日は月曜日、素晴らしい一週間のはじまりです。
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